こちらの記事では、東京都港区、大阪市、京都市、名古屋市に拠点を置く株式会社電通を紹介しています。同社の特徴や強み、リブランディングの実績をまとめていますので、参考にしてみてください。
大手広告代理店として知られる株式会社電通では、複雑化・高度化する企業課題から本質的な課題を発見し、統合的なソリューションの提供を行うためのコンセプト/ビジョンとして「IGP(Integrated Growth Partner)」を掲げている点が特徴のひとつといえるでしょう。
同社では、このIGPをベースとして、クライアントの経営戦略や事業の成長もコミットし、戦略の立案から実行に至るまで非常に幅広い領域にてクライアントの成長を支援しています。
上記でご紹介しているIGPは、「AX(アドバタイジングトランスフォーメーション)」「BX(ビジネストランスフォーメーション)」「CX(カスタマーエクスペリエンストランスフォーメーション)」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の4つの領域から構成されています。
それぞれの領域の概要は、「AX」は高度化された広告コミュニケーションを提供する領域、「BX」は事業全体の変革を目指す領域、「CX」はお客さま体験の変革を担う領域、「DX」は事業の成長を可能とするマーケティングデータ基盤を構築する領域とされており、それぞれの領域にてクライアント企業の成長につながる価値を生み出している点がポイントといえるでしょう。
このように、ひとつひとつの領域における専門性を活かしつつ、各領域を横断して連携することにより、事業に変革と成長のサイクルをもたらす点もIGPの大きなミッションとなっています。
ここでは、株式会社電通が手がけたリブランディングとしてパーソナライズビューティケアブランド「FUJIMI」の事例をご紹介します。どのような形でリブランディングが行われたのか参考にしてみてください。
株式会社電通がリブランディングを手がけた「FUJIMI」は、2018年創業のスタートアップ「トリコ」のブランドであり、個人の特性に合わせたパーソナライズサプリメントやプロテインの提供を行っています。
このFUJIMIは、立ち上げ以降成長を続けてきました。そして更に成長するにはブランドコンセプトや世界観を明確にする必要があると考えたことから、2023年にリブランディングが行われました。もちろん創業者の中にはコンセプトや世界観があったものの、それを示すためのビジュアルや言語などがなかったために、メンバー間でのずれが生じることもあったようです。
リブランディングを進める中では、FUJIMIのコアの定義がはじめに行われ、経営陣とディスカッションする中で「パーソナライズを総合的に提案できるブランドになる」という目標が見えてきました。さらに同社の強みなどから「美しさを私らしく」といったブランドコンセプトが設定され、FUJIMIのパーソナライズ分析のアップデートなども行われています。
そのほかにも、ブランドの世界観を規定するキーワードやブランドガイドライン、ロゴ、ブランドカラー、キービジュアルなどを1年かけて作り上げるといったように、さまざまな取り組みが行われました。
引用元:株式会社 電通公式HP <https://www.dentsu.co.jp> |
会社名 | 株式会社 電通 |
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設立 | 1901年7月1日(創業) | |
所在地 | 東京都港区東新橋1-8-1 | |
加盟団体 | 公式HPに記載なし | |
公式HPに実績の掲載 | FUJIMI など |